おはようございます。

おはようございます。

今日は、患者選手(9歳)が整形外科にて、いわゆる野球肩、野球肘と言われる症状をご紹介します。
1枚目の画像は通常、左の野球肩として診断される事が多い画像。
当院がお世話になっている整形外科では、野球肩の診断名はほとんど無く、この患者様の場合は、リトルリーガーズショルダーもしくは左上腕骨骨端線離開(左上腕骨不全骨折)などと診断されます。
ドクターより、当院でのリハビリの指示がでる為、骨端線への超音波治療や肩周りの可動域訓練をおこなう場合も病名からどこの損傷が推測されます。
野球肩との診断名では、どこをどうリハビリするかの判断が難しくなります。
2枚目の画像は、レントゲン上では骨折などがあるかないかを診断されますが、軟骨部分が多い為、エコーにてレントゲンに写らない軟骨部の損傷や靭帯、筋肉などの軟部組織を確認して診断されます。
この患者選手の場合ですと、左上腕骨内側上顆骨端線離開と左肘MCLの炎症が少しあるとの診断と評価でした。
エコーにて、損傷度合いや血流などもチェックしていただける為、その後の来院回数や、投球再開時期、練習や試合への復帰時期も明確にお伝えできます。

当院では、肩肘に限らず整形外科との連携を取らさせていただいています。

安心してご来院下さい!笑