「どこか近くの整形外科に行ってレントゲン撮ってもらって下さい」

「どこか近くの整形外科に行ってレントゲン撮ってもらって下さい」
接骨院や治療院でそんな事を言われた経験ありませんか?

医療連携が取れていない院の証拠です😔

いまだに医療連携が取れていない接骨院や治療院がありましたら是非どうぞ✋🏼
貴院に通院する患者さんの為に、ご紹介させていただきます🙇🏻‍♂️

私は数年前に愛知県春日井市にある、まつした整形外科のリハビリ室で非常勤で働かさせていただく機会がありました。

松下先生に診察室に呼ばれ、ある患者さんの上腕骨頚部骨折のリハビリをして欲しいとの事でした。
レントゲンを見た時に上腕骨骨頭が関節窩には無く、完全に下方にズレているレントゲンでした。
松下先生は「少しずつリハビリしていけば必ず挙がるから、葵くん、お願いね」と私に言いました。
正直、たくさんの肩の患者さんをリハビリしてきた私でも、この状態で腕は挙がるのだろうか?
先生のオーダーに答えられるのだろうか?
患者様は満足してくれるだろうか?
とても不安でした😩

昨年のしかし、リハビリを重ねるにつれて腕は挙がっていき、患者様も日常生活の大半はできる様になっていきました。
そんな状態でも痛みが無ければ、少しずつ挙がっていくんだ…と。
そして以前開催された松下先生の腫瘍セミナーに参加させていただいた時に、あの診察室で「大丈夫 、少しずつリハビリしていけば必ず挙がるから」の意味がわかりました。
それは、人間の生きたい。歩きたい。動かしたい。という生命力が全てを可能にする。
関節の動きがどうだとか、角度が何度上がったとか、そんな次元ではない医療現場で患者様と向き合われていたんだと、自分の考え方の小ささに気づかされたセミナーでした。

更に凄いのが、松下先生は骨腫瘍などの患者様の異変に一番最初に気づけるのはリハビリのスタッフや、接骨院や治療院で働く現場の先生方だと常に言っています。
このセミナーを受け、ドクターとの繋がりを作り、患者様を救う。

きっと私たち医療従事者にとって、それぐらい大切な時間(大切な日)になるでしょう。

迷っている先生方は、一言だけ言っておきますが、絶対に受けた方がいいです。これからあなたの治療院に来院される患者様の為に…😁